投資とおしゃれの練習帳(だけどおしゃれはお休み中)

積立投資信託をしながら、おしゃれな感じを目指していた女子の記録です。子育て始めました。

【コストを】消費税10%になったら投信の信託報酬も上がる【考える】

遅ればせながら信託報酬について理解を深めています。
モーニングスターのページに、「一時的コストと継続的コスト」に言及した文言がありました。

投資信託の費用のなかでも「購入手数料」や「信託財産留保額」は一時的コストといわれています。一時的コストは投資信託を長期間保有することで年当たりのコストを低くすることができます。
(中略)
「信託報酬」や「監査報酬」は継続的コストといわれています。この継続的コストは長期間保有しても1年当たりのコストを低くすることができないため、運用成績に与える影響が大きくなります。』

www.morningstar.co.jp


むむむ……証券会社の特定保管講座に長期間保有し続けている投信を、もっと信託報酬の安い商品に買い替えた方がいい気がしてきました。
売却時、利益に税金がかかったり、信託財産留保額っていうのを払う必要があるとしても、一度きりですしね。それよりは今後のランニングコストを減らす方がいいかも。

「2008年に購入した投信」の記事で詳しく書きましたが、
私が大手証券会社(いわゆるネット証券ではない)に保有している商品とそれぞれの信託報酬は、以下のとおりです。

・外国株式インデックスファンド
 信託報酬 0.864%※(税抜0.8%)
 ※消費税率が10%になった場合は、0.88%

・外国債券インデックスファンド
 信託報酬 0.756%※(税抜0.7%)
 ※消費税率が10%になった場合は、0.77%

・ダイワ・バリュー株・オープン (愛称)底力
 信託報酬 1.6416%(税抜1.52%)
 ※消費税率が10%の場合は、1.672%

上2つはまだましですが、やっぱり日本株式の投信はとんでもなくコストの高い商品でした。
こんなコストを払いながら、運用益をひねり出すのは素人が考えても大変な気がします。
日本株式の時価が高くない今、かろうじて最初に投資した60万円よりは増えているという程度。
(一時期、100万円を超えていたんですよ……。あのとき利益確定しておけば!?)


大手都市銀行三菱東京UFJすら、eMaxis Slimシリーズの取り扱いを始めるご時世。
(グループ企業の商品とはいえ、ラインナップに加わったときはびっくりしました。つみたてNISAでは使えないのですけれどね。)
ETFや個別株、IPOなどを狙わない私としては、大手証券会社とお付き合いを続けるメリットが見出せません。

ちなみに上記3つとほぼ同じ対象に投資する商品をeMaxisで探してみると――

eMAXIS Slim先進国株式インデックス
 信託報酬 0.107892%

eMAXIS Slim先進国債券インデックス
 信託報酬 0.1512%

・なし?
「底力」はTOPIXベンチマークとして、長期的に上回るよう目指していますので、
 eMAXIS Slim国内株式(TOPIX) が近いのかな? 信託報酬は、0.1512%。

外国株式については、「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」(信託報酬 0.1296%)を選ぶと、新興国株式への投資が少し増えますね。iDeCoで積み立てている商品と同じ比率になります。
いずれにしても、3商品とも今すぐ乗り換えたいと思います!
コストが違いすぎる……!


さて、売却注文手続きをしました(あっさり)。
入金されるのは数日後になりますが、NISA扱いじゃない分、売ると決めたらすぐ売れるのは気楽です。

信託報酬が1%の場合、運用資産が100万円なら毎年1万円の手数料がかかるわけで、私は年に2~3万円を10年間も払い続けてきたことになります。
これからはコストを抑えた商品を選び、長期保有したいと思います。